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2012年05月04日

佐田岬(その2)

八幡浜の駅前から四国最西端、佐田岬の灯台を目指す。背負ってきたリュックは松山駅のコインロッカーに入れ、装備は大きめのウエストバックのみ。それはさておき、佐田岬への自転車ライドはあまり良いコースとは言えなかった。その理由は偏に大小18もあるトンネルにある。

佐田岬(その2)
八幡浜のトンネルは人や自転車用に別トンネルが用意されおり、これは感動モノ。問題は保内町を過ぎてからの国道197号線バイパスのトンネルにある。昔は197は「いくな」と呼ばれていたとか。南岸沿いを走る道も197号と書かれているので尾根に沿って出来ている道はバイパスだと思う。

何が良くないかというと、トンネル内で車道を走るのは止めた方がいい。路肩がほとんどない上に、白線には高さが5mm以上はある出っ張った模様がつけられている。自転車でその上を走ると強烈なバイブレーションに襲われる。道の瀬戸内海側にだけ用意された70cm程の歩道?を通るしかない。トンネル以外は問題ないが・・・。

佐田岬(その2)
佐田岬への入口的な保内町のもっきんロード。自転車は押して歩いてくれと言われたので、誰もいなかったけど素直にしたがった。

佐田岬(その2)
この風力発電の下は、伊方原発がある。地形的にも風力発電を設置するのに適しており、岬全体にず〜っと風力発電の塔は立っていた。

佐田岬(その2)
途中道の駅が2カ所ある。とりえず立ち寄った。

佐田岬(その2)
あまりお腹は空いてなかったけど、じゃこカツを食べた。

佐田岬(その2)
尾根沿いを走るので、眺めはいい。

佐田岬(その2)
行った人のブログに必ず登場する展望台&公衆トイレ。

佐田岬(その2)
197号線の終点・三崎まで行くと九州へのフェリーのりばがある。輪行者が九州と四国の行き来によく利用するみたい。

佐田岬(その2)
思ってた以上のアップダウンの連続に、自分の体重を恨めしく思いながら、佐田岬燈台の駐車場へ到着。燈台までは1.8kmを歩かないといけない。これがまた結構しんどい。SPDシューズでも辛かったから、普通のロードシューズで行くのは止めておいた方が無難。

佐田岬(その2)
歩くのがしんどいので遠目からでも見えたら写真を撮って引き返そうかと思っていたが、すぐそばに行くまで燈台の姿を見ることはできない。ヒールのある靴を履いている女性が立ち止まって休憩している側で、ご機嫌をとっている彼氏を2人も見た。

佐田岬(その2)
ヘタな撮り方をしたので解りにくいけど、天気が悪いもかかわらず九州がよく見えた。ここから30km程引き返して川之浜というところにある民宿美香がこの日の宿。途中地元のおばあさんに頼んで大きな甘夏を1個50円で購入。道ばたに座り込み、おばあさんと話しながら食べた。おまけにデコポンをもらった。

佐田岬(その2)
この日の客はBOO-Gだけ。一人には広すぎる部屋だったが、目の前が港だった。事前にヤマトで送っておいた着替えも届いていた。

佐田岬(その2)
民宿美香の美香さん。笑顔がいい。ここは1泊2食付きで7,000円。夕食はたっぷりのイカと鯵のお刺身とサザエの壺焼き2個、小ぶりな鯵のフライが5枚とカレイの煮付け。それにお芋の煮っ転がしに竹の子ごはん。朝は23cmくらいで少し大きめの鯛の塩焼きに生たまごと味噌汁というメニューだった。ビールは大ビン1本600円なり。

佐田岬(その2)
寝る前に確認したウエザーニュースでは夜に降り始めた雨は朝7時にはあがる予報。朝起きて再度確認すると1日中雨と予報がゴロリと変わっていた。雨雲レーダーを確認すると最悪でショック!送っておいた荷物からレインウェアを取り出した。着替えた荷物を箱に詰め着払い伝票を付けて美香さんに配送をお願いして出発した。

ここから苦行が始まる。南岸沿いの197号を走るがこちらの道もアップダウンの繰り返し。さらに強風。追い風気味の時もあったが、向かい風の時は思わず「ひょぇ〜」と声がでる。ブレーキの効きが悪いので下りもスローペース。心が少しめげてきたので予定を変更して八幡浜駅に行き、帰りも輪行することにした。

なくしてしまった六角レンチを道路沿いで見つけた自転車さんで調達しようと立ち寄ると、必要サイズをくださった。さらに隣のコーヒー店でコーヒーまでごちそうになった。駅では輪行袋を抱えた若者が一人。声をかけたがペコリと頭を下げるだけ。まあ、こっちはオジンだしね。

佐田岬(その2)
松山駅でもかわいい女性の輪行者と遭遇。こちらは電車の時間がなくあわてていたので自転車の袋詰めを手伝ってあげた。しまなみに行くと言う。こっちは自転車を組み、コインロッカーからリュックを出し、その中にウエストバックを詰め込んで観光港まで走る。時間的に無駄のないフェリーに乗ることができた。

佐田岬(その2)
今回は最終日が苦行ライドだった。昨年の阿蘇は中日で雨に降られた。日程中完璧に晴れというのはなかなか難しい。終わった感想としては、雨には降られたものの、若者の旅をしたようで嬉しかった。元気なうちはまだまだ色々といかなくちゃね。



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この記事へのコメント
「民宿美香」は良心的な民宿な感じですね。
食事の写真が見たかったです。

やはり2日は雨でしたかぁ・・・
僕なら朝から輪行でとっとと帰っちゃいますね。
天気に恵まれなかったのが本当に残念ですねぇ・・・
Posted by つっち~ at 2012年05月04日 18:46
やはり結構なアップダウンがありましたか。
それに雨と来ればココロが折れちゃいそうですね!
お疲れ様でした!!
Posted by まなぶ at 2012年05月04日 21:04
boo-gさん若い‼
中々足もとにも近づけません。
しかしどうも雨には何時もご縁がありそうですね。
Posted by おじじ at 2012年05月05日 01:42
つっち〜さん>
民宿の食事は漁でとれたものがでてくるみたい。
話から推察すると家業は漁師さんだと思う。
朝から輪行は場所的にしたくてもできないのよ。
バスなら峠をひとつ登れば停留所があるみたいだけどね。

まなぶくん>
ある程度覚悟してたので1日が降らなかっただけで十分ですよ。
ただ雨に風が絡むと少々厳しいね。でもいい思い出です。

おじじ>
この時期、予約なしでの宿泊は無理だから
天気の様子を見て変更するとかができないので
少しぐらいの雨なら決行するようになりますね。
無理はできないけど、のんびりとなら色々と楽しめますよ。
Posted by BOO-GBOO-G at 2012年05月05日 07:23
荷物を送って、ドロップポイントを宿にするってのは僕も今年の計画で考えてます。
身軽で、しかも行ってからのことも楽
ただし、確実にそこまでたどり着けることってのが条件ですが

いいなぁ、青春ですねぇ。^^;
Posted by yoshi at 2012年05月06日 20:35
yoshiさん>
昨年は新幹線移動で、自転車と荷物を宅配しましたが
今年は輪行して、荷物だけ宅配しました。
自転車ごと宅配はどうしても大きなケースがあるので
拠点を決めてしまうならオススメですが
移動して行こうと思うと荷物だけ宅配利用が便利ですね。
Posted by BOO-G at 2012年05月07日 08:24
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